世の中ドンドン便利になっていきますが、その分出費も増えていくような。
昔は「スマホ代」や「ガソリン代」、「光熱費」なんてあまり気にしたことなかったのに、最近はほとんどの行動が仕事に直結していますので、無性に気になりだしています。
まあ、それも当然と言えば当然ですが。
もう会社員じゃないので。
何から何まで自分の稼いだ分だけで、経費などをやり繰りしなけれなりませんから。
それでも、別に職種や労働形態に関係なく、会社員さんでも経営者さんでも自営業者さんでも専業主婦(主夫)さんでもお子さんでも、生きている限り、使うお金は必ず必要になってきます。
だから、使うことを前提として「労働による対価」を得るため、仕事をするのでしょうが、稼いだ分をそっくり使ってしまうわけにもいきません。
「お金の使い分け」も頭に入れておかないと。
つまり、お金を使うのは、「今なのか?」、「明日なのか?」、「1か月後なのか?」。
それとも「もっと先なのか?」。
あるいは「10年後なのか?」。
それが明確化してくるだけで、お金の使い方に許容範囲ができたりします。
ただ漠然としたイメージだと、けっこう使いたいときや必要になったときに苦労しますよ。
だから、俗に言う「貯蓄」とは、「いまから先の、○○年後に使うために!」ってなってきます。
ただ、その「○○年後」がどんな時代かなんて、誰もわかりませんよね。
「今使うお金」、あるいは「明日使うお金」、「1か月後に使うお金」だったら、「普通預金」に入れておいてもおかしくはないでしょう。
それがもし、「10年以上先に使うお金」だったら?
10年先の未来がどんな時代かなんてわかりませんが、ひとつ言えることは、今より経済状況が活性化していることなんて、まず考えずらいですよね。
特に日本は。
ということは、今よりも「物価」も「税金」も「社会保険料」も、確実に上がっていることが予想できませんか?
将来、生活関連の支出が今よりも確実に上がっているなら、いま日常生活に負担している生活費では通用しないことになってきますが。
だとしたら、10年後に使うお金、利息のつかない、ほとんど保管しているだけのような「普通預金」に置いておくこと、あるいは「貯金で積立していく」ことって、ちょっと不自然ですよね。
かりに、いまの生活費全般が将来2%ほど上昇しているのなら、収入も2%と上昇していないと釣り合わないはず。
だから、漠然と貯蓄をイメージしてしまっては、ダメなんです。
貯蓄も目的にあった、さまざまな切り口から商品を考えないと。
一時の「外貨建て保険」押しでの貯蓄案内はだいぶ減りましたが、今度は「変額保険」での貯蓄方法が、生命保険会社系ファイナンシャルプランナーの常套手段になってきました。
「変額保険」には「投資信託」にはない付加価値がそこにはありますで、それもすべてを否定しませんが。
SMILE AGAIN も生命保険代理店ではありますが、それでも、「将来使うお金」の貯蓄方法は「変額保険」だけではない「投資信託」などのご提案も必要だと思っております。
資金の性格にはある程度、流動性が必要なケースも多いですから。
貯蓄といっても中身は「将来使うお金」。
要は貯蓄方法も「使い分け」が肝心ですよ!