今年3月、”マイナス金利”政策の解除を発表した日銀。
2016年1月から始まったこの金融政策は、新型コロナウイルスの次にやってきた「予期せぬインフレ」により、日銀の思惑とは全く別のカタチで幕引きとなりました。
その影響は即座にあらわれます。
メガバンクの中には0,001%というゼロに等しい普通預金の金利が、およそ20倍の0,02%まで引き上がるなど、注目すべき動向につながる結果に。
ただ、この金融政策の変更を”好景気の前兆”と捉えるのは、いささか無理があるでしょう。
今までが低すぎただけです。
ご存知の通り、国内の物価は2022年あたりから現在進行形で、急速に上昇の一途をたどっています。
しかもこの物価上昇は、好景気が需要を支える「需要牽引型インフレ」から発生しているワケではありません。
海外の原材料費や生産・流通コストの高騰からくる「コストプッシュ型インフレ」です。
それでも物価上昇にしっかり収入が追い付いているのなら問題ありませんが。
じゃあ、
「お給料は上がっていますか?」
とお聞きすれば、みなさんはどう答えますか?
たぶん、収入が増えたと実感できる人々は、ほんの一握りだけだと思います。
それでも日銀は全体の数字しか見ていません。
今年の春闘は大企業のほとんどで賃金の上昇が達成され、「勤労統計」による指標で中小企業での賃上げも着実に進んでいると認識すれば、次はいよいよ「利上げ」に踏み切ることでしょう。
”超低金利時代の終焉”。
そしてやってくる”金利の上昇”。
ここでみなさんに大きな影響を及ぼしそうなのが「住宅ローン金利」です。
「まずはマイナス金利からゼロ金利に変更へ」
「やがて今月7月か、あるいは9月に0,25%ほど政策金利を上昇させる」
金融市場での大方の予想は、だいたいこんな感じでしょうか。
そうなれば近いうちに、住宅ローンの金利上昇も避けられないでしょう。
だとしたら、
「これから住宅ローンを組もうとしている人たち」
あるいは、
「現在、住宅ローンを組んでいる人たちはどうすればいいの?」
そんな住宅ローンでお悩みの方々をバックアップしてくれるのが、以前ご紹介した「モゲチェック」。
【住宅ローン】借り入れ一括比較で提案 | モゲチェック (mogecheck.jp)
「モゲチェック」は住宅ローンに特化した無料の診断ツールです。
その特徴としては、一番気になる「住宅ローン金利を一括比較」できたり、「新規借り入れ時の返済シュミレーション」など、外せない項目は使いやすい上に見やすく設計されていてかなり秀逸。
そのうえ、
「現行の住宅ローンから借り換えた場合、どれだけメリットがあるの?」
など、確認したい事項にしっかり数字で答えてくれます。
しかも金利情報は主要銀行にとどまらず、地方の銀行まで網羅している優れもの。
「変動金利」と「固定金利」、どっちがお得?
こんな”永遠のテーマ”みたいな内容にもしっかり理由を提示して、偏見なく回答してくれるあたりは、かなり住宅ローン選びの参考になるでしょう。
最初は初期設定が必要ですが、普段スマホをご利用の方なら5分とかかりません。(私も登録してみましたが、かなりスムーズに登録できました)
必要なら住宅ローンアドバイザーとのチャットでのコミュニケーションも可能。
基本、わずらわしい対面での会話がないので、
「特定の金融機関を勧められる」
とか
「関連商品の勧誘」
なんてことも一切ナシ。
住宅ローンの金利を検索するだけでもかなりの発見があるでしょう。
一連の日銀総裁の発言や国内のインフレ状況を見渡しても、いつまでも金融緩和を続けていられないことは目に見えています。
それでもアメリカやEU圏のようにどんなにインフレが厳しくても、金融政策を引き締めインフレの抑え込みをおこなえるほど日本の経済は盤石ではありません。
しかも日本ではマイナス金利からゼロ金利、そして0,25%の利上げと政策金利は少しずつ上昇が予想されますが、アメリカの政策金利が5,5%と格段の開きがあるのは周知の事実。
となれば、まだまだ極端な「円安」は続くことになります。
海外の資源価格と原材料費の高騰も。
つまり、国内のインフレも当面は上昇傾向に変わりありません。
ただ、インフレが目標値の2%以上に到達し、企業側も業績をしっかりと賃金に反映させていると日銀が判断した時、今とは違う光景が待っているは確かです。
そうなれば近い将来、住宅ローンの金利も必然的に上昇することが予想されます。
ただでさえ物価や社会保険料が上がっている昨今。
そのほかに、住宅ローンの支払も増えていくとなると・・・・・
だったら今のうちに高額で長期の支払が続く住宅ローンは、金利だけでも極力抑えておくことが「将来を豊かに迎える」重要なポイントになってきます。
そう考えたとき、「モゲチェック」はかなり使えますよ。
「モゲチェック」で住宅ローンの支払を把握できたら、次は「老後に負担を残さない」ための”住宅ローンの繰り上げ返済計画”も立ててみましょう。
その点については生命保険代理店 SMILE AGAIN まで。