8月に入ったとたん、夏らしい青空が広がりました。

去年の猛暑から見ればまだまだですが、これから本格的な2020年の夏が始まりそうです。

それでも新型コロナの話題は尽きそうにありませんが。

海外では4月から6月の企業決算も出そろい月末と週末が重なった7月31日、ロンドンで仲値を決めるロンドンフィックスあたりから急激に円が売られ、久しぶりに強いドル買いが見られました。

一時106円までドル買いが進み、終値で105円90銭。

104円70銭台で始まりその日の最安値が104円18銭なので、1日で2円近くの上昇を見せたわけです。

だだこれは月末と週末が重なった持ち高調整の円売りとみられ、8月に入ってもこのままドルがどんどん買われていくことはないとの見通しが大方の予想です。

というのも、アメリカでは日本以上に金融緩和と財政出動をおこなっており政策金利も実質0に抑え、なおかつ債券の金利上昇には常に目を光らせているからです。

そして国債などの金利を強制的に抑え込んでしまう「イールドカーブ・コントロール」の発動まで視野に入っています。(日本はすでにイールドカーブ・コントロールを発動しています)

全世界を見渡しても、日本のように中央銀行である日銀がETF(株価指数連動型上場投資信託)を、1日何千億円と購入して株式市場に堅調さをもたらしているような国はありません。

あくまでも資金の流れをコントロールしようとしています。

債券市場で米国債などの売られすぎによる金利上昇からの過熱感を政策金利を上げて抑え込むようになってしまったら、いままでやってきた金融緩和や財政出動などがすべて水の泡となってしまう可能性がでてくるからです。

FRB(米連邦準備制度理事会)も2022年末までは実質0金利政策を続けると明言していますし、あまりドルが買われるには理由に乏しいのが現状だと思います。

「ドル安が見えている」。

こんなこと普通はありえません。

いつも私どもの仕事につなげてしまいますが、こんなドル建て保険をご検討いただくには打って付けのような年、いままでありませんでした

年に1,2度、「ドル安なのでいい機会かも!」という時はあります。

ただ今回は最低でも2年以上も先までドル安が見えています。

実際に私もドル建て保険を利用していますが、今の時期みたいな好機ではなかったので。

批判も多い「外貨建て保険」ですが批判の内容を見る限り、どうみても外貨建て保険をよく理解しないままご利用いただいているケースが多いように思われます。

しっかり中身を理解していただければ、お客さまのライフプランに合わせやすいと実感していますが。

まずは一度お話だけでも聞いてみてください。

決してしつこい勧誘などありませんので。