外貨建商品を取り扱う人間として、為替や米国債利回りはちょっと気になるところです。
そんな中、米国時間5月10日午前0時1分にトランプ大統領は昨年に引き続き中国からの輸入製品に対して追加関税を発動しました。
日本がゴールデンウイーク最終日の5月6日から9日までは米中貿易協議の不透明感からNYダウは軟調地合いが続き、為替は110円後半から109円後半へと推移していきました。
ただ市場では今回の中国への追加関税は織り込み済みのようで、中国との貿易協議は平行線のままではありますが決裂は回避した旨の報道が流れるとNYダウも為替も一時反発しました。
今のところ中国が大人の対応をみせていますが、中国側が再び報復関税を選択した場合は世界的なリセッション(景気後退)が始まるとの予測ですので日本にも影響は大きいのではないでしょうか。
名目GDP1位と2位の協議に今後も目が外せません。
トランプ大統領が就任してからちょっと予測不可能な政策が飛び出てくるようになりましたが、それでもアメリカは経済大国No.1は変わらないでしょう。
世界の基軸通貨はUSドルですし、国債格付けは格付け会社によって違いますが概ねAAA~AA+です。
国債利回りに関しては同国債格付けの中ではダントツのパーセンテージ。
こういったアドバンテージをうまく含んだ商品が外貨建の魅力です。
もちろんまったくリスクがないわけではありませんが、うまくリスクを活用することも可能です。
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も40%は外貨資産で運用中。
皆さんも一度、外貨建商品のお話だけでも聞いてみませんか?