日本人の平均年収は2017年で432万円、2016年で422万円、2015年で420万らしいです。

いろいろな統計があり金額もバラバラですが、そんなに大きくは変わりません。

少しずつ上がってきている印象ですね。

ですが本当は下がっています。

1997年467万円、1998年465万円、1999年461万円あたりが平均年収のピークなので少しずつ戻してきていると言った方がいいかもしれません。

いろいろ反論の声も聞こえてきそうですが、あくまでも年収ですので手取り額とはちがいます。

もちろん、もっと高額な方もいらっしゃると思います。

平均貯蓄額はどうでしょう。

2018年5月に総務省が発表した2017年の平均貯蓄額は1812万円でした。

これでも前年度から比べると減少しているとのこと。

皆さん「えぇ~そんなにあるの!」って思いませんか?

じつはこの平均貯蓄額、世代別にみるとよくわかりますが50代以上の方とくに60代70代の方の平均貯蓄額が圧倒的に多いので、そちらに引っ張られている内容です。

50代が1699万円、60代が2382万円、70代が2385万円に対して、40代未満が602万円となっています。

ただ平均値は極端に貯蓄額が多い方がいればその値に強く影響されるので、必ずしも現状を表す数字ではないといわれています。

そこでちがうデータをご紹介します。

金融資産を保有していない世帯も含めて、年代別金額商品保有額の平均値と中央値です。(平成30年の金融広報中央委員会の統計)

たぶんこちらが現状に一番近いと思われます。

では世代別でみていくと

20代 249万円(111万円)

30代 660万円(382万円)

40代 942万円(550万円)

50代 1481万円(900万円)

60代 1849万円(1000万円)

70代 1780万円(700万円)

金融資産をお持ちでない世帯も含めて平均貯蓄額とカッコ内は中央値です。(中央値とは貯蓄額の多い順番に並べていった場合、ちょうど真ん中の数字)

どうですか、皆さんは統計よりも多いですか?

それとも少ないですか?

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