お客さまのところへアフターフォローでお伺いしたところ、お客さまの息子さんが銀行からiDeCo(イデコ)のご案内を受け検討しているとのことでした。

30歳前の息子さんでしたが、「この年代でイデコを考えているなんてすごい!」と感心させられます。

もちろん私どもの外貨建商品もご紹介させていただきましたが、イデコを選択なさったようです。

私どもで販売している外貨建商品も積立効率の高い商品ですが、お客さまにとってみれば選択肢のひとつにすぎません。

お話を聞いていただいただけでも感謝します。

イデコは平成29年1月より20歳以上60歳未満の方が加入できるようになった、個人型確定拠出年金です。

自営業者さんや専業主婦の方あるいは公務員さん、企業型確定拠出年金に加入していない会社員さんや企業型確定拠出年金に加入はしていますが企業型年金規約でイデコに加入できるよう定めている会社員さんなどが加入できます。

税制面でのメリットもあり、掛金が全額所得控除となります。

だだ、一番重要なポイントはやはり運用先の選択ではないでしょうか。

企業型も個人型も拠出した掛金をどのような運用商品(定期預金、保険商品、投資信託など)にどの割合で積み立てていくかご自身で決めます。

以前の確定給付型では受け取る金額が最初から決まっていましたが、確定拠出型は自身が選択した運用商品にどの割合で積み立てたのかによって一人ひとりの年金として給付される金額が異なってきます。

確定拠出年金ではありませんが、私が郵便局をやめて大手外資系生命保険会社に所属していたときのメイン商品が変額保険でした。

変額保険も確定拠出年金と仕組みはいっしょで、掛金をどの運用先にどの割合で積み立てるかによって一人ひとり満期保険金が変わってきます。

運用先とその割合で積み立てていた掛金の合計がマイナスだった方も数人見てきました。

運用先と割合に注意して年間の運用実績などを参考にし、信頼できる運用商品を理解した営業の方と相談しながらお話を進めていくことが理想ではないでしょうか。

確定拠出年金も変額保険も商品自体は非常に可能性をもった優れた商品です。

マイナス金利時代なので、平成初期のようなノーリスクでただ置いておくだけでお金が増える商品は皆無。

そんな時代でも目先を変えるだけで、将来の不安を安心に変える商品はたくさんあると思います。

ぜひ一度、私どものお話も聞いてみてください。