昨日7月11日、ニューヨーク株式市場でNYダウは終値で史上最高値更新の27088ドルをつけました。

アメリカの中央銀行にあたるFRB(米連邦準備理事会)パウエル議長がアメリカ議会で、7月30,31日におこなわれるFOMC(連邦公開市場委員会)で利下げに踏み切る可能性を強く示唆し景気の先行きに対する期待が高まったものと思われます。

アメリカの6月の失業率は予想された数字より若干悪かったものの、非農業部門雇用者数は予想を上回り、消費者物価指数なども前月よりは上昇。

堅調なアメリカ経済に金融緩和の利下げが加われば、さらなる株価の最高値更新もあるのではないかとの見方も広がっています。

ただ、これだけ堅調なアメリカ経済にはたして利下げが必要なのかとゆう意見もあり、実際には7月終わりのFOMC(連邦公開市場委員会)後の声明まではすべて憶測の段階でもあります。

以前にもブログに載せましたが、ここまでの流れにはトランプ大統領の景気というより株価を引き上げたい意向が強く関係していますが。

もう金融市場は利下げされるものと織り込んでいますが、利下げによる株価の推移や経済にあたえる効果がどれほどのものなのか今後の展開に注目です。