物価は上がるが給与は上がらない。
「税金」は着実に増加傾向。
そればかりか「社会保険料」は毎年上昇。
それでもどうにか平均的と思えるような生活が送れますから、何が来ようと”10年後や20年後も何とかなる”と思いがちになるでしょう。
ただ、このままインフレ(物価高)がドンドン進めば、現在あるお金の価値はかなり目減りしていくことが目に見えています。
もしこのまま物価が2,0%づつ上昇し続けた場合、現行で1,000万円の価値は20年後には約3割減の約672万円まで目減りするとの試算も。
つまり、現在1,000万円で買える品物が、20年後には1,300万円出さないと買えないことに。
収入が物価上昇率を追い越せば何ら問題はないですが、それは言うほど簡単な話じゃないと思いますし、だいたいそんな未来が容易に想像できますか?
30年以上日本人の平均年収は、それほど変化が見られない状態です。
だから漠然と貯蓄を考えてはいけません。
将来に向けた貯蓄は、10年後や20年後の物価高を織り込まないと。
「じゃあ、どうするの?」
今ある資金を育てましょう。
”投資”で!
幸い今は投資環境が整っています。
たとえば、毎月10,000円を20年間で単純に積み立てれば『2,400,000円』
それが5%で運用しながら積み立てると『4,110,000円』ほどになります。
もし10%で積立ができれば元本240万円に対して『7,590,000円』。
500万円以上の利益が出ます。
仮に毎月20,000円を10%で20年間積み立てたら『15,190,000円』ですよ。
なんか人生変わりそうな気がしてきませんか?
この金額、決して現実離れした”絵空事”ではありません。
余裕があるうちに一歩踏み込んでキチンと投資に向き合っていれば、人生の中で必ずやってくる将来の金銭的な不安もかなり軽減されることでしょう。
ただ、積立投資の「資産形成」でも一括投資の「資産運用」でも、絶対に外せないポイントがありますので、そこだけはしっかりと押さえておいてください。
でないと資金は増えませんよ。