前回のブログでお客さまからのお問い合わせ「学資保険」についてを掲載してみました。

今回はお客さまにご紹介した私どものお孫さんへのお祝い金の提案事例を、実際のご提案に近い内容でご紹介してみたいと思います。(実際の提案事例とは異なります)

お客さま65歳女性、お孫さん0歳女性と仮定します。

お孫さんに一番お金がかかりそうな時期は18歳のときだと思います。

ですので、ほとんどの学資保険は18歳満期型になっています。(22歳満期の学資保険も18歳時に受け取っていただく金額が一番大きいはずです)

もし優しいおばあちゃんがお孫さんの将来のために学資保険にご加入いただいたとすれば、おばあちゃん65歳お孫さん0歳ですと65+18でおばあちゃんが83歳まで学資保険をお支払いいただくことになります。

学資保険の保険期間18年分を一括でお支払いいただくことも可能だと思いますが、前回のブログで掲載したように積んでいただいた金額以上に返ってくることはまずないと思います。

優しいおばあちゃんがかわいいお孫さんのためを思って学資保険をお考えいただくのですから、それでもいいと思うかもしれません。

それでも少しでも金額が増えて返ってきたほうが、おばあちゃんもいいと思うはず。

そこで年率3%最低保証のお支払い期間10年、米ドル建て終身保険30000ドル(日本円で約325万)というプランをご検討いただくとします。

月々の保険料が179.94ドル、9月20日の為替レートが1ドル108.56円でしたので日本円に換算して19534円になります。

ただ、為替レートは日々変わりますので毎月同じ金額をお支払いいただくわけではありません。

1ドルが110円換算だとその月の保険料は19793円になりますし、1ドル107円換算だとその月の保険料は19253円になります。(ドルコスト平均法で平均化されていきますが)

為替による毎月の保険料の変動をご理解いただければ、年率3%最低保証が決まっていますので何年後に解約した場合の受け取り金額の最低金額がわかるようになります。

たとえば、毎月の保険料179.94ドルを10年間毎月お支払いいただくと21592.80ドルになります。

わかりやすいようにお伝えしますと1ドル110円で換算すると2375208円になります。

もし仮に10年分を一度にお支払いいただければ10年分で19745.98ドル、9月20日の換算で日本円2143623円となります。

10年目以降はお支払いが終わっていますので、お客さまの目的にあわせて必要なときに払い戻していただいて構いません。

もしかわいいお孫さんの大学進学が決まりお孫さんが18歳のとき、つまりおばあちゃんが83歳のときに払い戻した場合23803.94ドル日本円換算1ドル110円で2618433円、1ドル107円換算で2547021円、もし1ドル100円だったとしても2380394円となります。

ここまでドルを基準にお話しましたが、お客さまがお支払いいただく保険料も払い戻したときに受け取る金額もすべて日本円となります。(あえてドルで受け取ることも可能ですが)

既存の日本円による決済になれてしまった方々にとっては、外貨建商品は非常にリスクの高いイメージを持たれがちです。

それでも今回ご説明した通り、為替変動よる要点さえご理解いただければ貯蓄目的としての有効性もご納得いただけると思います。

今回の事例はお孫さんのための将来の貯蓄をお考えいただいた場合、私どもからのひとつの提案をご紹介してみました。

貯蓄の目的もいろいろですし65歳女性を設定してみましたが、お若い方ならもっと外貨建商品のパフォーマンスを実感できるはずです。

私どものブログを見ていただき、少しでも外貨建商品に興味をもっていただけたら幸いです。

もし興味がありましたら、お話だけでも聞いてみてください。