とあるお客さまより、｢孫が生まれたので、孫が大きくなった時にお祝いを出してやりたいの。学資保険みたいなのある？｣とのお問い合わせをいただきました。
私どもで生命保険会社さんより取り扱わせていただいています商品に、｢学資保険｣と明確に名前のついた商品はないのですが、学資保険に内容が近い商品はあります。
そもそも学資保険はお子さんのための将来の貯蓄を一番の目的にしていまして、そこに契約者さまが万が一お亡くなりになられたときに保険料の払い込みが終了するとか、お子さんに入院保障が付けられるなどのちょっとした保障が付けられるところが特徴です。
以前はお子さんが生まれたらまず学資保険をお考えになる親御さんも多く、生命保険業界では人気商品のひとつでしたが時代の流れには逆らえず売り止めになったり、お加入いただく方が減っていくようになりました。
というのも学資保険のもうひとつの特徴が、積んでいただいた月々の保険料の合計額より多く返ってくるのを売りにしていた生命保険会社が多かったからです。
90万積んで100万返ってくるイメージです。
それが日銀のマイナス金利政策によって覆ります。
今度はまったく逆の110万積んで100万返ってくる感じです。
さきほどちょっと触れたように学資保険の一番の目的は、お子さんのための将来の貯蓄です。
つまり純粋にお子さんの将来の貯蓄を考えるのであれば、なにも学資保険でなくてもいいことになります。
そう考え始めたお客さまたちにとって、学資保険は積んだ保険料の合計が元本割れす商品ととらえ始めました。
ただ今回のお客さまだけでなく、学資保険的な商品でお子さんの将来の学資金対策をとお考えいただく方もたくさんいらっしゃいます。
そのうえ以前の学資保険のように、積み立てた保険料の合計より多く返ってくるとしたらどうでしょう。
そこで今回のお客さまからのお問い合わせである提案をしてみました。
その提案内容についてはまた後日ブログにてアップします。
