お客さまにお会いしいろいろお話していだだくことが、ひとつの仕事として成り立っている私どもですが、やっぱり10月12日の台風19号と10月25日の大雨の話題は必ず出てきます。
浸水被害などで発生した大量の使えなくなってしまった生活用品の山が、ゴミとなっていまだ処理されない状況を見ると、今回の台風19号と25日の大雨の威力がどれほどのものだったのかをあらためて実感させられます。
私どもは生命保険のみの取り扱いですが、損害保険を取り扱っている方々はそれはもう大忙しです。
浸水被害をうけた住宅の被害状況確認や保険金請求の手続きなどで、超多忙な日々になっています。
もちろん住宅だけではなく、水没した車も自動車保険の車両保険加入の方からの請求もありますので。
9年ほど前の東日本大震災のときも住宅などの被害状況を調査する方々の人手が足らず、各保険会社の調査員を全国から呼び寄せ対応にあたったと聞いていましたが、千葉県を直撃した台風15号とあわせて今回の台風19号と25日の大雨によるお客さまの被害状況確認のため全国の調査員が再び被災地に集結しているらしいです。
それほど甚大な被害が広範囲にわたって発生したことになります。
東日本大震災は別として、福島県のいわき市に住む私自身も今回の台風19号と25日の大雨規模の自然災害は、今まではなかったように思います。
つまり、いままで経験したことのないような自然災害が、頻繁に発生したことになります。
各報道では地球温暖化による気候変動がもたらした自然災害と捉える向きがありましたが、アメリカというかトランプ大統領はあまり気候変動についての取り組みには否定的な発言が多かったように思います。
トランプ大統領はもともと石炭や石油などの化石燃料産業の振興を図る化石燃料推奨派で、大統領就任当初から気候変動への国際的な取り組みを決めた2015年のパリ協定の離脱を表明していました。
そして昨日アメリカ合衆国はパリ協定からの離脱を正式に国連に通告。
理由は「国益にならないから」。
アメリカは中国に次ぐ世界第2位の温室効果ガス排出国。
もし中国やインドも追随してパリ協定を離脱したら。
などといろいろ余計なことを考えてしまうのですが、今回のアメリカのパリ協定離脱は間違いなく気球環境にはマイナス要因となるでしょうから、今後も日本への経験したことのない自然災害の脅威は減ることはないと思われます。
自然災害は避けようと思っても避けられるものではありません。
ですのでこちら側が備えるしかありません。
今回の台風19号と25日の大雨のようにもし自然災害が起きてしまった場合、人命第一に考え住宅や車などは浸水被害などを想定した損害保険などで備えるくらいしか私は思い浮ばないです。
今後も経験したことのない自然災害が襲ってくるような地球環境に進みそうなので。
ご自分のご自宅や車が大雨によって水没しそうな状況で大丈夫か気になっているとしたら、侵害保険に入っているのでもし水に浸かってもあとで何とかなると思った方が、非常時はもっと重要なことに対処しやすいと思うのですが。
ご自宅が浸水して非常につらいですが、生きていればなんとかなると私は感じています。