8月もあっという間に半分が過ぎていきました。

8月8日から始まった9日間のお盆休みも、本日8月16日が最終日という方も多いのではないでしょうか。

ただ今年はいままでに経験したことのない「コロナ禍の夏」です。

皆さまも普段の夏とは打って変わって、何もかも異例尽くめのお盆休みだったかもしれません。

昨年の夏も異様な猛暑が続きましたが、だれも炎天下の中でマスクを着けている人などいませんでした。

それがもう今となっては暑かろうが寒かろうが日常的にマスクなしの生活は考えられなくなってきました。

こんな未来いったい誰が予測できたでしょうか。

「未来とはまったく予想だにしていなかったことが平気で起こる世界」。

まさにいま痛感させられています。

そのうえ去年同様今年も8月に入ってから亜熱帯を思わせるような猛暑がやってきました。

もうマスクが非常に息苦しいです。

そんな異常事態の中において、新型コロナで疲弊しているはずの日本経済なのですが、なぜか日経平均株価は高値圏内へ毎日少しずつ小さな階段を踏みしめるように着実に進んでいきます。

相対的に見た各企業の4月から6月期の連結経常利益は、誰もが想像できるような悪い状況にもかかわらず、日経平均株価はしっかりと高値圏に向かって上昇しようとしています。

8月13日には大方の予想に反し23000円台に到達。

8月14日は調整が入ることなく23000円台をキープしています。

昨年のいまごろは、けっこうな暴落劇が起こっていましたので。(トランプ砲が炸裂したおかげですが!)

市場参加者の少ないこの時期にしっかり値を上げてくるあたりをみると、利益確定の「売り」より「買い」圧力のほうが圧倒的に強いんでしょうね。

今まで何度となく聞いてきた「日経平均はもうそろそろ・・・・・」という限界説よりも、ここまで強さを見せつけられると暴落よりも「じゃあどこまで上がるの?」のほうに興味がわいてきます。

明日からはお盆休みも終わり株式市場でも本格的な売買が頻繁におこなわれ始めるでしょうから、異例尽くめのコロナ禍の8月に日経平均株価がどのように動くのか、明日からの株式相場がちょっと見ものでもあります。

だだ、8月に日経平均株価がどれほど上昇しようと経済が復調したわけでもなく、新型コロナが収束したわけでもありません。

新型コロナに有効なワクチンが開発されるまでのどこかで、一つの節目である下落トレンドが発生するとみていますが、はたして?

それは明日からかもしれませんよ!