以前は「ウチはガンの家系だから!」というフレーズをお客さまからお聞きすることもありました。
ガンという病気を遺伝性で結びつけていた時期もあったのですが、だんだんガンという病気のメカニズムが解明されてくると、遺伝性というよりは生活習慣からの発病リスクが高まることがわかってきています。
かりにご身内の方でお父さんやお母さんがもしガンに罹患したとなったとき、同じ食生活などを送っていると同じようにガンという病気になりやすいということです。
その他にも食生活の欧米化、過度の飲酒や喫煙、極端なストレス状態の継続、生活環境の向上からくる運動不足など、ガンの発病リスクを高めてしまう要因とされています。
その中でも唯一、ガンの遺伝性が指摘されているのが「乳ガン」です。
乳ガンは女性が罹患しやすいガンのナンバー1でもあり、30代前後から発病リスクが増加し40代後半までが発病リスクのピークとなり、その後60代前後で再び2度目のピークがやってくるといわれています。
乳ガンを発病する原因は遺伝性のほかにもさまざま指摘されていますが、この乳ガン、ほかのガン治療と比べると長期化する傾向がみられます。
なぜなら、乳房の血管は肺の血管とつながっており、肺への転移の可能性がでてくるからです。
いまでは乳ガンの手術中にガン細胞が最初に転移するリンパ節に転移がないか検査する「センチネルリンパ節生検」が急速に増え、術後の患者さんの負担も減りつつありますが、もし肺への転移の可能性が出てくれば、1年から2年あるいは進行度合いによりそれ以上のの治療期間を要することにもなりかねません。
そして、乳ガンの再発率は23%と、肝ガンの50%についで2番目に再発率の高い疾患でもあります。(2019年1月 新日本保険新聞社より)
現状において目覚ましく発展している医学界でも、医療技術がいくら進歩してもある程度進行が進んだガンを治療していくには、それ相応の時間とお金がかかることには変わりないということです。
そして一度ガンに罹患して闘病生活の末に完治したとしても、再発の不安が必ず付きまといます。
そのために「ガン保険」は存在しているのですが、ガンが見つかり治療を受け、ご加入の生命保険会社にガン保険の給付請求をし、1回だけ診断給付金がおりてそこでガン保険は終わってしまうのでは、一度ガンに罹患してしまった方々にとっては今後かなり不安なことだと思います。
一度ガンに罹患してしまったら、もう二度とガン保険には入れませんから。
そんなガンの治療を経験された患者さんの声から生まれたのが、メットライフ生命のガン保険「ガードX」です。
このガン保険「ガードX」、特徴的なのがガンの治療をおこなった際に給付される一時金が「5回型」と「10回型」のどちらか選べます。
たとえば、メットライフ生命のガン保険「ガードX」に、ガン治療給付金5回型100万円プランをご加入いただいたとします。
残念ながらガンが見つかってしまい治療することとなった場合、ガン治療給付金100万円が給付されます。(年1回になります)
ガン治療はその後も抗がん剤治療など数年にわたって治療が繰り返されますので、翌年も治療をおこなっていたときはまたガン治療給付金が100万円給付されます。
一つのガン治療が継続的におこなわれた場合で最大5回まで給付されることになります。
一つのガン治療が2年で終了したときはガン治療給付金が2回分200万円を受け取っていただきますが、あと3回ガン治療給付金を受け取っていただくまで保障が切れることはありません。
そのうえ、オプションの保険料払込免除を付加すれば、ガンと診断確定された以降は保険料のお支払いが免除されます。
メットライフ生命のガン保険「ガードX」に保険料払込免除を付加してご加入いただけば、ガンの治療を受けたときガン治療給付金を受け取っていただき、以後の保険料のお支払いはなくなり、治療給付金の給付限度に達するまで保障が継続されることになります。
ほかにもガンの治療に対しての「入院」「手術」「通院」「先進医療」「ホルモン剤治療保障」「特定の女性ガン手術保障」などさまざまなオプションがありますが、医療保険と重複している箇所もありますので、私どもでは保険料を抑える意味でもベースとなる一時金給付の「ガン治療給付金」と「保険料払込免除」でガン保険は備えていただくことを基本としています。
気になる保険料ですが、
メットライフ生命のガン保険「ガードX」、ガン治療給付金100万円で保険料払込免除あり、全期払(終身払)。
月々の保険料は、
30歳男性 1738円 30歳女性 2664円
40歳男性 2739円 40歳女性 3663円
50歳男性 4399円 50歳女性 4766円
となっております。
皆さまがご加入のガン保険と比べて月々の保険料はいかがですか?
次回はいよいよこのガン保険が、検診受診率の上昇やガンの早期発見技術よりガンが発見されやすくなった環境で今後どうなっていくのか、いろいろな意見を参考に予想していきたいと思います。