遥か昔、ほかの天体は地球を中心に周回していたと思われていたように、世界もまたアメリカを中心に回っているかのような注目度を見せているアメリカ大統領選。
いよいよ日本時間の11月4日より開票が始まりました。
2期目を狙うトランプ大統領。
ガチガチの保守派、というよりはアメリカが良ければすべて良し。
アメリカ議会を通過した議案にも、自分の意見が反映されないときは平気で突っぱねる。
移民を毛嫌いし人種問題は重要視せず、白人を尊重する。
株価動向に強いこだわりがあり、株価で経済状況を図りそのほかはあまり関心なし。
化石燃料推進派で地球温暖化による気候変動など何とかなると思っている。
気に入らないことが起きると会見も開かず「Twitter」で突然爆弾発言をし、金融市場を混乱に追い込む。
外交でガンガン攻めていたと思ったら、突然手のひらを返したように融和になる。
などなど。
私が持ったトランプ大統領のイメージです。
2017年に大統領に就任してからの4年間うち2018年から今年にかけて、トランプ大統領のアメリカを象徴するような出来事が頻繁におこりました。
まさに世界の中心にあったトランプ大統領とアメリカ合衆国。
かたや、いままでのトランプ政権のやり方に「NO!」を突きつけ、4年間でトランプ政権が作り出してきたものを変えようとする、柔軟的な発想を持ったリベラル派のバイデン候補と民主党。
構図は トランプ大統領 VS 反トランプ派 。
だいたい、トランプ大統領もバイデン候補と民主党も目指す先は同じ「アメリカの繁栄」なのですが、その持っていき方がまったく違うので結果、アメリカを二分するようなことになっています。
勝敗ははたして。
多少投機的な投資をやっている私からすると、トランプ大統領の思い付きのような発言で相場が急変し含み損を抱えることになり、プラス反転させるのに苦労した経験が何度もありましたので(なかには損切りも)、平常相場が戻ってくるかもしれないバイデン候補に期待したいところです。
ただ、世界の覇権を虎視眈々と狙う中国の共産党指導部とまともに戦えるのは、トランプ大統領のアメリカをおいて他にはないかもしれませんが!
大勢が判明するまでは、まだ時間がかかりそうです。