最近じゃ1ドル104円や103円台が当たり前のようになってきました。

こうなってくると去年まであった1ドル113円や114円なんて、夢のまた夢のように思えてきます。

昨年のいまごろでも108円台から109円台に収まっていましたので、今いかに円高か、おわかりいただけるのではないでしょうか。

さまざまなアナリストの声を聞いてみても、「1ドル90円台到来!」などの意見もちらほら。

未曾有の大地震、「東日本大震災」当時を思い起こさせる驚異の円高を指摘する声も聞こえてくる中、「いやいや、そこまでは!」の105円台から106円、107円台を予測する声もあり、実際どれもありそうなので。

アメリカでは着々と政権移行の動きが見られる一方、それほど政策に対するスタンスが見えてこないだけに、「バイデン政権はこうであろう」という憶測の範疇にとどまる報道が多いようにも見受けられます。

やはり当面の課題は「新型コロナ対策」でしょうか?

ファイザーのワクチン相場に沸いたNYダウも、実際の供給量や日々増加する感染者数、そして指摘される副作用などが見えてくると30000ドル越えの史上最高値を更新した以降、上昇の勢いが薄れたかのようにもみ合い相場となっています。

日本の株式相場は年末の「大納会」までそれなりに盛り上がりますが、アメリカ市場は12月の第3週を過ぎるとクリスマスウィークに入ります。

それまでもうひと山、見せ場があるのか興味深いところもありますが、為替は1ドル110円超えなどもう考えられないほど、毎日104円から103円台の間で動いています。

そしてアメリカの金融緩和やゼロ金利政策により数年この流れは続きそうな雰囲気。

それでも米国債利回りを見れば日本やドイツはもちろんのこと、かつては高利回りを誇ったオーストラリアなどと比較しても、1%にはとどきませんが0.9%台に落ち着いているのが現状です。

ながらく為替を見てきましたが、1ドル105円台や104円台、それに103円台が通年して見られるこんな年、初めてかもしれません。

いままでは、何かしら大きな事件や金融政策の転換などを契機とした為替クラッシュにより約1か月ほど円高傾向に入ることはありましたが、ほどなくして110円や111円、112円などに戻っていくのが通常でした。

1ドル105円なんか年に数回見られる珍しい光景が、いまは当たり前のように目の前に広がっています。

しかも104円や103円台まで。

2020年は新型コロナの影響で異例中の異例ともいえる、全世界が経験したことのない特殊な年になりました。

それでも何かしら明るい方向性を見つけることはできるはずです。

だから、こんな見たこともない円高の年を利用しようじゃありませんか!

1ドル105円や104円、103円台の為替と1%に近い米国債利回りの内に「ドル建て保険」、ちょっと聞いてみませんか?

皆さまのライフプラン作りにきっとお役立てできる絶好の好機だと思いますよ!