投資信託全般に言えることですが、ファンドの一番最初の売り出しはどんなファンドでも、購入単価一口10,000円から始まります。

ファンドの中にたくさんの銘柄を集約し、ひとつのファンドとして売り出すのが投資信託ですが、どんなにファンドの優位性を謳おうがこの時点ではまだ何も評価されない未知のファンドです。。

一口10,000円のファンドが1年後に一口15,000円になっているかもしれませんし、逆に半分の5,000円になっているかもしれません。

株式オンリーや債券中心、リート(不動産運用)やバランス(株や債券、リートなどを含んだ複合型)など、そのファンドがどのような資産で構成されているのかを見れば、ある程度の値動きは予測できますが、実際似通った資産で構成されていても、出来たばかりのファンドの成長度合いを見極めることは難しいことです。

組み込まれている何百という銘柄ひとつひとつを、くまなく調べることなんて膨大な時間がかかりますし。

ではどうするか?

1つは1年ほど待ってみること。

1年でどれくらいの運用実績を残せたか、確認してみるのも悪くはありません。

投資信託の評価はすべて過去の実績で評価されますから。

いわば、実績のないファンドくらい怖いものはないかもしれません。

価格は変動してしまうかもしれませんが、金融市場の動向と比較してこの1年どのような値動きを見せたのかを知ることで、今後そのファンドの傾向が見え始めます。

そしてもう1つは、運用会社を知ることです。

金融機関などで販売している投資信託ですが、実際は委託会社といわれる専門の運用会社が、お客さまからお預かりした大量の資金を運用しています。

もうすこし細かくいうと、委託会社である証券会社などが信託銀行である受託会社と信託契約を結び、委託会社が受託会社に運用の指示を出しています。

ですので、運用の指示を出す委託会社に「過去にどれだけしっかりした運用実績を残してきたか」と、世界的に見て「金融業界でどれだけ評価を受けているか」が一つの目安になってきます。

ちなみに、国内では誰もが知っていいる「野村証券」や「大和証券」でも、世界的な信用度ランキングのトップ10にも入っていません。

いまは金融市場でコロナバブルがおきていますが、ここから先に加熱した金融市場とインフレリスクがささやかれ始めた経済状況の中、緩和引き締めや国債などの資産買入れが徐々に縮小していったとき、運用会社としてどれだけのパフォーマンスを見せるのかが今後の焦点になってきます。

このままコロナバブルが続くことはないでしょうし、急上昇していた仮想通貨市場では資金の引き上げが明確になってきました。

金融市場の均衡が崩れかけてきた感のあるこれからはやはり、トランプ大統領の思い付き発言やブレクジット(イギリスのEU離脱)、果てはリーマン・ショックにイラク戦争など、幾多の金融危機を冷静に対処し、その後しっかりV字回復を残してきた運用会社を選択するべきでしょう。

大きな相場の落ち込みで、「塩漬け」といわれる値が落ちたまま回復できないファンドが世の中にたくさんありますから。

まずはそのファンドがどんな運用会社で運用しているのかを、確認してみることも大切です。

じつはこのことは、変額保険にも共通するワードであり、一見どこの保険会社の変額保険でもファンドは同じように見えますが、「どのようなファンドに保険料を預け」「どこの運用会社で運用しているのか」により、保有資産の増減に大きな差が生まれてきます。

「そんなこと言ってもファンドや運用会社なんてどれがいいか、初めての人にわかるわけないだろ!」。

と聞こえてきそうですが、そんなときは 生命保険代理店 SMILE AGAIN にお気軽にお問い合わせください。

ここが変額保険で失敗しないための「コア」な部分。

投資信託なら半年後に払い戻しても、もしかしたらプラスで返ってくるかもしれませんが、変額保険は半年後に解約してもほとんど戻りませんからね。

変額保険を取り扱っている側の人間が、ファンドの特性や運用会社について、どれだけ理解しているか。

そしてドルコスト平均法を。

積立での資産形成ということを。

そのうえで、説明する側が「なぜ変額保険をご案内しているのか」「どれだけお客さまのことを考えて変額保険をご案内するか」になってきます。

だから、生命保険代理店 SMILE AGAIN では、安易に「貯蓄代わり」として変額保険をご案内はしません。

変額保険といっても純粋な資産形成商品の投資信託ではありませんから。

あくまでも生命保険。

どんなに資産形成が期待できても基本ラインは生命保険です。

資産形成だけなら、冒頭でお話した「投資信託」でも十分できます。

学資金対策なら「つみたてNISA」もありますし、制度的に不評だった「ジュニアNISA」も2024年からより利用しやすく制度が変わります。

もし投資信託をお考えなら、お客さまといっしょに最良のファンド探しもおこないますし、今まで培った資産形成のノウハウもお伝えします。

あくまでも変額保険はライフプランニングを進める上での、不安要素を対策する商品のひとつ。

そのうえで、どれだけ変額保険のことを理解しお客さまへご案内するか。

お客さまのライフプランを根底で支えるための、不確定要素の対策商品として

生命保険代理店 SMILE AGAIN ではその部分にこだわっております。

変額保険は資産形成機能はありますが、決して貯蓄のすべてではありませんから。