人間、「いつ病気」になって、いつ「お亡くなり」になってしまうのか?
そんなこと、誰にもわかりませんよね。
だけど、お子さんが生まれれば、18歳の時に高校を卒業するのは、だいたいの方が理解していると思います。
そして、そこからどうするか?
より専門的な知識を学ぶため、大学に進学するか?
それとも就職するか?
それはさまざま。
ただ、進学するにしろ就職するにしろ、お子さんが高校を卒業となれば、どちらにせよ、それなりにお金はかかります。
大学や専門学校への進学はもちろんのこと、就職を決断しても「自動車学校」に「クルマ」、「スーツ代」などなど。
進学でも就職でも、親元を離れるなら新生活の「家電」に初期の「アパート契約料」。
かりに就職して収入を得るようになっても、入社1年目で毎月ビックリするほどの給与が受け取れることは少ないでしょうし、自活したといっても、まだまだギリギリの収支状況なのは容易に想像がつきます。
なかには、いったん就職しても自分のやりたい方向性に目覚め、二十歳以降に大学への進学を目指す方も。
あるいは、希望の大学に進学しても理想と現実のハザマで揺れ、せっかく入学した大学も辞めてしまい、別の大学に入り直したお子さんの実話もお聞きします。
18歳といえども、「社会の法則」や「世の中の理念」を、体現するのはまだまだこれから。
どんな状況であれ、お子さんがその時の親の気持ちをわかるには、経験を重ねたうえで、「同じような年代、同じような状況にならなければわからない」とはよく言ったもの。
今思うと、しみじみ痛感させられる言葉です。
お客さまと真摯に向き合い、ライフプランニングをお手伝いしている SMILE AGAIN ですが、お話を進めていけば、やっぱりお子さんの教育費用への関心度は高く、お子さんへの期待値の大きさがうかがえます。
それはそうでしょう。
ご自分のお子さんに、期待を寄せない親御さんなんていません。
お子さんがどんな一流大学に進学しても、そして、大学を卒業し「医師」や「弁護士」、あるいは「官僚」になったとしても、「一流大学も出して、医者にしてやったんだから、あとは子供に老後の面倒見てもらおう!」なんて、決して思うはずもないし、お子さんがただただ、立派に成長してくれることだけを願うのが、お父さんお母さんですから。
だから、お子さんの将来のために、いまから少しでも「積立」しておこうと思うのですが、そんな親御さんの気持ちから外れた、「これ、ちょっと違うだろ」という生命保険での教育資金対策を、いまだに目にすることがあります。
それが保障期間30年の「変額保険」。
「お子さんが大学へ進学した時の教育資金対策なのに、なんで30年間の積立になっているの?」って、思いませんか皆さん。
世の中、まだまだ大学へ進学した時の教育資金対策として、「学資保険」が存在しますが、それだったらそっちを選択したほうがまだマシ。
確かに、変額保険には投資信託に近い資産形成機能がありますが、保障期間が長くなればなるほど、最初の10年くらいは死亡保障に回る費用が大きく、なかなか積立金が成長しない傾向にあります。
保障で検討するなら別ですが、もし本当に大学への進学資金作りを目指すなら、変額保険で30年の保障期間なんて、普通、ありえません。
このケース、変額保険を販売する際に、往々にしてよく見かける販売手法。
必要になった時、つまり、お子さんが18歳になり大学進学が決まったとに、「解約しましょう!」的なご案内です。
なら、保障期間は20年でよくない?
これ、ひとつウラがありまして、保障期間が20年より30年のほうが募集手数料がイイんです。(保障金額も上がりますし!)
ただ、先ほどもお伝えしましたが、30年にすると保障金額(亡くなった時の死亡保障金額)が大きくなり、実際、支払った保険料総額が死亡保障費用分を上回り、なおかつ積立金が成長するまで、かなりの年数を必要としてしまいます。
そしてファンド選びも重要。
保障期間30年で、国内債券中心のファンドなんかを選んだときは、まず、支払った保険料総額を、上回るような資産形成は期待できませんから。
変額保険を検討するなら、しっかりと「積立での資産形成」ということを理解したプランナーから、ご案内を聞きましょう。
そんなこと言っても、わかりませんよね。
だったら一度、SMILE AGAIN までお気軽にご連絡を。
決してしつこい勧誘など、一切ありませんから。
それと、教育資金対策に「保障期間30年の変額保険」なんて、ゼッタイご案内しませんし、生命保険だけが「教育資金対策」ではありませんから!