「お願いします。保険に入ってください!」
と、何度も深々と頭を下げて生命保険を募集する保険屋さん。
「クビになりそうなので、保険に入ってください!」
なにそれ?
クビになりそうな保険屋さんに、誰も入りませんけど!
新しく商品がリニューアルされるたびに、「こっちの保険のほうがいいですよ!」と切り替えを迫る保険屋さん。
じゃあ、以前アナタに加入した保険は、ダメな保険だったワケ?
これ、すべて実話。
しかも直近。
長年、生命保険業界にいるだけにこの手の話題ならいくらでもありますが、時代は2022年。
年号が令和に変わって4年も経つのに、いまだにこんな保険屋さんが実在します。
だいたい生命保険って、必要性を感じるから加入するんじゃないの。
決して「お願い」されて加入するものでも、いま加入中の保険を「頼まれた」から切り替えるものでもありません。
現在、
「生命保険に加入していないから、知り合いの保険屋さんに相談してみた」
その結果、
「何度も勧誘を迫られた」
なら、まだわかります。
が、実際はその保険屋さんから過去に生命保険に加入しているのにさらに必要のない保険の上乗せや、新しい保険への切り替えを迫るケースが度々聞こえてきます。
何の必要性も説明せずに。
それって全部、保険屋さんの都合でしょ。
お客さまのご加入状況からとかじゃなく。
それと時々耳にする、「付き合いで加入した」っていう生命保険。
必要性もないのに付き合いで掛け捨て部分がある生命保険に加入して、大切なお金を失っているワケ?
何もわざわざ、付き合いで生命保険に加入して、資産を目減りさせなくてもいいのに。
いくら知り合いの保険屋さんから頼まれても十分保障をお持ちなら、そろそろそういう生命保険への加入の仕方はやめてみませんか。
世の中には、「死亡保障」や「医療保障」、「ガン」に「介護」と、さまざまな保障の形態がありますが、どれも必要性のもとにご加入いただくもの。
だから、しっかり必要性をお伝えできない保険屋さんから、あるいはその保障の必要性を訴えかけてきてもご加入中の生命保険があれば、まずは「なんで?」って疑ってみたほうがいいですよ。
人間関係を重視するにしても生命保険に加入してもらえないがために壊れてしまうような人間関係なら、もともとその人との友好な関係なんて成立していませんから。
保険屋さんも商売。
何度か連絡してくるかもしれませんがスルーできなければ、どこかでキッパリお断りを入れたほうがいいですよ。
お客さまにとって”同じ保障内容でも保険料が安くなる”とか何らかのメリットがあるなら別ですが、時間が経って年齢も上がっていた場は同じ保険会社の商品がいくらリニューアルしたとしても、「同じ保障内容で支払期間も同じ。それで保険料が安くなる!」なんてことゼッタイあり得ませんし。
保険屋さんがどんなことをいっても、最終的にお金をご負担するのはお客さまです。
生命保険業界で生命保険の販売に携わる人間は、お客さまから保険にご加入いただかないと生きていけないのは事実。
だから保険を販売するお客さまがいなくなったら面識のない新しいお客さまを見つけられなければ、前にご加入いただいたお客さまにさらに追加の契約をあるいは新しい保険への切り替えにかかります。
だいたいはそのほとんどが必要ではない保険か、必要ではない切り替え。
必要のない保険へのご加入や不要な保険の切り替えは、「ゼッタイに間違っている」と思っているのが SMILE AGAIN。
どんな苦しい状況におかれても保険代理店 SMILE AGAIN はお客さまに、”必要のない保険のご加入”をお願いしたり”必要のない保険のご加入”を頼んだり”不要な保険の切り替え”なんておこなっておりません。
皆さまの前に「お願いします」とか「頼みます」とかいって加入を迫る保険屋さんが現れた時、その保険屋さんを信じるかは自由ですが、本当は勧める保険屋さんもお客さまにとってその保険が必要じゃないことをわかっています。
だから、「お願いします」だの「頼みます」などの表現になってしまいます。
たとえお断りを受けても本当にお客さまのためを思うならお願いしたり頼んだりしなくても、もっと堂々と「お客さまにとって、この保障が不足していますから」と、お客さまと接点を持つ時点でちゃんとした理由付けや保障を付けておいたほうがいい根拠が明確にお伝えできるはず。
そして新しい保険への切り替えもいまご加入中の保険と比較して、「保障内容の変更点」や「保険料」、「お支払期間」、「お支払総額」などを提示してもらえばその切り替えが本当に必要かどうかがわかります。
「お願いします」や「頼みます」などと言って加入を迫ってくる保険屋さん、あるいは数年連絡がなかった保険屋さんから突然保険の切り替えを持ち掛けられたら要注意。
その保険屋さんは切羽詰まった状態ですし、提案はだいたいお客さまのためではありません。
そんな保険屋さんが皆さまの前に現れませんように。