2024年より、「NISA制度」が新しく変わりそうです。
もともと現行の「NISA制度」は、2023年までの適用期間だっただけに、2024年から「どうなるの?」と思っていた方も多かったでしょう。
「ジュニアNISA」は2023年12月末での廃止が、しっかりアナウンスされていましたから。
2024年から始まる新「NISA制度」の詳細は、さまざまなところから発信されていますので、耳にした方もいらっしゃるでしょうが、肝心の金融庁のホームページでは確定事項がまだ「今後更新予定」のままなので、実際のところ詳細は、まだ確定していないと思われます。
報道によると、「一般NISA」と「つみたてNISA」が一本化され、今までできなかった「併用」も可能となり、投資額も拡大されて「恒久化」なんて内容が本当だったら、ご利用者にとってかなり有効な貯蓄手段となってきますが。
まずは、2024年から始まる新「NISA制度」の、確定情報を待ちたいところですね。
ただ、政府が国民に「投資」へ目を向けるよう促している背景には、やっぱり「公的年金制度」などへの危機感が隠し切れないように思います。
しかも、このところ「増税」の気配も色濃く表れてきました。
そこで、新「NISA制度」で税制を優遇した代わりに、所得税や法人税の「増税」カードを切ってくるようだと、いよいよ末期。
新型コロナ対策で歳出もだいぶ放出したうえ、「円安」「原材料費の高騰」で貿易赤字も拡大中。
歳入も減少しているとなると?
普通に考えたら、「これからの財源、どうしよう?」って感じになりますよね。
「公的年金制度の不安」と「社会保険料の上昇」、そして「物価高」に「増税」となると、先日、4団体統一バンタム級王座に君臨した MONSTER 井上 尚弥 選手並みの、後々までダメージが残る、鋭いボディブローを食らいそうな将来が見えてきませんか。
そして政府の歳入と歳出の問題は、ゆくゆくはご家庭での収入と支出の問題に、そっくり置き換わりますよ。
そんな時代に、「生命保険」で貯蓄?
どんどん投資が身近になっていくのに。
確かに貯蓄性のある生命保険はありますが、生命保険メインでの貯蓄は「出口」しか見えていませんので、今後、ご家庭での支出を削るとすれば、真っ先に手を付けるようになるでしょう。
しかも10年未満での解約は大抵、資金が増えるどころか、目減りしてしまうことが目に見えています。
ライフプランの変更や収入減少にも、生命保険での貯蓄はあまり耐性がありません。
もし生命保険のお支払いを減らす、あるいは解約となれば、そのとき損するのはお客さま。
だいたい、本来が生命保険ですから、保険料の中に必ず死亡保障に回る掛け捨ての保険費用が発生しますので、どんな生命保険でも純粋な投資商品には敵わないのが事実。
それなら、NISA口座を利用した「投資信託」の純粋な投資商品をコア(核)において、生命保険での貯蓄は、不測の事態がおきた時のサブ的に考えることがベストです。
いやいや、その前に生命保険は保障をメインで考えないと。
もっとも、そのようなご案内を差し上げる保険屋さんに出会えることは、まずないでしょうから。
だとしたら、生命保険で貯蓄を考えてしまうことは、お客さまの問題ではなく、ご案内を差し上げる「こちら側」の問題ですが。
もし、ライフプランからの必要資金対策をお考えなら、まずは SMILE AGAIN でどんなご案内が聞けるのか、試しに内容だけでも確認してください。
決してお時間をムダにはさせませんよ!