マイベストプロ福島に続いて、また失敗してしまいました!
しかも今回は、けっこう手痛い出費です。
私のような保険代理店にとって、保険をご案内するお客さまを見つけることが生き残る上で何よりの生命線。
なので、保険のお話を聞いていただける「新しいお客さま」を定期的に見てけていく必要があるのですが、ハッキリ言うとこの「新しいお客さま」を見つけることは相当ハードルが高いです。
このことは国内で営業するすべての保険会社はもちろんのこと、取扱保険会社40社を超えるような全国規模の超大型乗合代理店でも同じことが言えるでしょう。
まったく面識もない「新しいお客さま」を見つけることこそかなりの難題。
ましてや私どものような吹けば飛ぶような小さな代理店となると、個人の人脈以外に「新しいお客さま」を見つけるとなれば、ご紹介いただく以外に普通は思い当たりません。
そこて色々なイベントに参加して人脈を広げてみたり、ポスティングをやってみたり。
あるいは、ホームページを作って自社の特性をアピールしてみたりするのですが、それでもだいたいは”焼け石に水”のような状態。
ですので、
”お一人〇万円で10人分で○○万円”
みたいに、経費を使ってお客さまを見つけてもらったり(リーズ案件)する方法もあるのですが、昨年8月から”月々33,000円で50人のお客さまにアプローチできる”との触れ込みで使ってみたのが「オカネコBiz(旧 お金の健康診断)」。
率直にお金に関することや将来の必要資金などに不安を抱く日本全国のお客さまが、「オカネコBiz」のプラットホームで現在の収入や貯蓄額、毎月の保険料などを入力し、ほかの同世代と比較してどうなのかを診断してもらうのがとりあえずのメイン。
そこに具体的な不安材料をコメントすれば、数多のプランナーからチャットで解決策の提案があり、最終的にはプランナーがオンライン相談か面談まで結び付けていくというもの。
プランナー側には月々55,000円で150人にアプローチできるプランと、月々33,000円で50人にアプローチできるプランがあり、最初は期待を込めて55,000円の150人にアプローチ可能なプランから始めてみました。
しかし、私なりに言葉を選びながら「オカネコBiz(旧 お金の健康診断)」のプラットホームをご利用いただく全国のお客さま150人に、不安な部分の解決方法を丁寧に提示していきましたが面談はおろかオンライン相談にすら進展することもなく、すべてチャット上の一方通行の会話で終わり。
1か月で150人にキッチリとアプローチした上で、ちょっとここであることに気づきます。
それは、お客さまとしては興味本位で「オカネコBiz(旧 お金の健康診断)」の診断を受けてみたものの、ほとんどのお客さまがここで真剣に「教育資金」や「老後資金」などの将来の不安を解決しようとは思っていないことです。
その中で特に多かった不安要素が、「iDeCo」や「つみたてNISA」などの投資商品に関する内容。
私どもとしては過去に「投資信託」をメインに取り扱っていたこともあり、今話題の「つみたてNISA」で失敗しないためのポイントなどをお伝えしようとしましたが、キチンとアプローチしてもその後お客さまの反応自体が途絶えてしまいます。
”言葉のキャッチボール”
つまり、チャットが続きません。
過去に資産形成(積立投資)で何人も失敗している人たちを見てきただけに、しっかりポイントを伝えたいだけなのに。
1か月ほどアプローチした結果、
「これは大きな過ちを犯したかも」
と後悔の念が強く芽生えました。
もっとも私のアプローチが悪かったのかもしれませんが。
それでも途中でよくシステムも変更になりましたし、「追加で料金が発生しますが、アポイントにつながるコンサルも致します」との連絡もきましたが、この時点で「オカネコBiz(旧 お金の健康診断)」に対する信頼もかなり揺らいでいたのでスルーしました。
つまり、運営側でもここでそう簡単にアポイントが取れるとは思っていないということ。
それでも懲りずに(費用がもったいないから)、手を変え品を変え何とかアプローチは続けます。
ただ結果は同じ一方通行。
そんな「暖簾に腕押し」のアプローチが1年間続きました。
それもようやく7月末で1年縛りの契約が終了します。
・2022年8月分の費用が55,000円
・翌月からコースを変更し50人で33,000円×11か月=363,000円
・2022年8月に150人にアプローチ
・2022年9月からほとんど毎月50人にアプローチ
・結果は面談0件、オンライン相談も0件、もちろん実績も0件
・かかった経費 418,000円
うわ~
思いっきり大損害だ~
こんなところで見込客が見つかると思ったオレがバカだった!
これだけあったらホームページのリニューアル費用にもできたし、新しい看板も作れたのに~
同業者の皆さん、”甘い謳い文句”には気をつけましょう!