生命保険の月々の掛金を比較なさりたい方は、たくさんいらっしゃると思います。
10月からは消費税も10%になり、家計での金銭的な負担も間違いなく増えました。
同じ保障内容だったら、少しでも掛金の安いほうがどなたでもいいはずです。
生命保険に関しては大きく分けると、死亡保障と入院保障に分けることができます。
大変失礼な言い回しになりますが、死亡保障に関しては人生の中で起こるのは一回きりです。
入院に関してはもしかすると入院など経験しないまま人生を終えてしまう方も、可能性からすると全くゼロとは言い切れないかもしれません。
いつお亡くなりになるのかわからないことも同様ですが、人生の中でいつ入院するかもまったく見当がつかないのも事実です。
先ほどのように一度も入院など経験しないまま人生を終えてしまうかもしれませんし、何度も入退院を繰り返してしまうかもしれません。
ただひとつ言えるのが、世の中のだいたいの物事においては何事もなく健康である条件のもと時間が過ぎていく想定となっています。
生まれてから成長していく過程や小学校、中学校、高校、大学と教育を受ける過程において、就職して自立からの結婚、お子さん誕生や住宅購入そしてお子さんの進学など一連のサイクルの中で、どこでお亡くなりとかどこで入院するとかまったくわかりません。
これから歩んでいく人生の過程において、病気や入院を想定して将来を設計する方などいないと思います。
人生の中でもしかすると持病を持ってしまうかもしれません。
それでも持病をいつ持つのか、その持病が原因でいつ入院するのかなどまったく予測できません。
持病を持ってしまっても日常生活にまったく影響しないかもしれませんし、入院も必要ではないかもしれません。
あるいは60歳くらいまでは入院どころか病院さえ必要ない方がある日突然入院、なんて生命保険の世界ではよく耳にすることです。
それでも皆さまが「将来こうしたいな」とライフプランを描くとき、必ず健康である仮定で設計するはずです。
学資金対策ように「お子さんが生まれたから18歳のときにお金が必要になるので」的な考え方ではなく、いつ入院するかもわからない不安に備える商品なら少しでも掛金の安いほうへと心が動かされるのも当然だと思います。
ただちょっと待ってください。
年間10000円以上の開きがあるならまだしも、年間1000円ほどの差や月々100円200円あるいは500円もない範囲でしたらもう一度私どもの取り扱っている医療保険と見比べてみませんか。
決して皆さまのお時間をムダにはさせませんよ。
次回、20年以上生命保険の世界で生きてきた中で、なぜ最後に今取り扱わせてもらっている生命保険会社さんと代理店契約を結んでいただいたかをお話したいと思います。