2020年バージョン SMILE AGAIN オリジナルカレンダーをお届けに福島県の会津方面へ。

福島県にお住まいの方ならご存知だと思いますが、福島県は中通り、浜通り、会津で気象条件がガラリと変わります。

冬でも滅多に雪の降らない浜通りに住んでいる私どもですが、冬の会津方面はまさしく雪国です。

冬の季節に磐越道を走ると、私どもの住むいわき市から郡山を抜け猪苗代から会津方面へ進むと刻一刻と違う景色が前方に広がります。

冬の始まりかけのこの季節は会津方面の壮大な自然と雪が相まって幻想的な風景を醸し出します。

11月の終わり、会津方面では雪の便りも聞こえてくるようになりますが、はたして。

私どものクルマは4駆のSUVとはいっても積雪のある雪道は、ノーマルタイヤではさすがに走れません。

前々日あたりから天気予報を入念に確認して、大丈夫そうなのでノーマルタイヤでいざトライ!

紅葉も終わりかけた磐越道を会津方面へ向かって走り出します。

本日いわきの天気は晴れわたり郡山も同じく晴れていましたが、私どもが向かおうとしている会津方面へは灰色の雲が広がっています。

いつも通り郡山までは何の不安もなくこれましたが、灰色の雲が広がる会津へ近づくにつれドンドン空気が変わり天候も悪くなっていきます。

ちょっと不安がよぎりながらも、クルマを走らせます。

トンネルを一つ抜け二つ抜けを繰り返していると、「や、山が白い」という光景に。

恐る恐るクルマを進めますが、幸い路面や路肩に雪はなくしっかり乾燥しているので走行するには支障なさそうです。

ただ、さすがに気温はだいぶ違います。

出かける前のいわきの気温が9度や10度に対して、こちらは2度とか3度です。

雪国を思わせる気温にやや心を折られそうになりながらも、なんとかお客さま宅まで到着。

ご挨拶をさせていただきカレンダーをお渡しして、お客さま宅を後にしました。

さすがにいわきとは全然違う風景と気温、そして冬の初期にしか見られない山々だけに雪が覆いかぶさった光景を目の当たりにして、これから訪れる本格的な厳しい冬にも負けずに「お客さま、来年も必ずお伺いいたしますので、どうぞお元気にお過ごしください」という気持ちを込めずにはいられません。

そして雪の降らない「いわき」にいることを非常にありがたく思う次第です。