早いもので2020年も5日がすぎ、本日1月6日が仕事始めという方々も多いと思います。

お子さん達はまだまだ冬休みでしょうから、皆さまがいつもの日常を迎えるのはもう少し後かもしれませんが。

それでも大人たちにとってみれば「今日から本格的な2020年が始まる!」のではないでしょうか。(もう仕事の面で本格的に始まっている方もいらっしゃると思いますが)

海外の金融市場はもうすでに動き出していますが、日本の金融市場に関しては今日が新年初の取引となります。

その中でも注目されるのが、株式市場での今年初の取引となる「大発会」。

この大発会、新年初の取引となる性質上ご祝儀相場となる傾向があります。

そのご祝儀相場に期待した方々をいとも簡単に失望させる出来事が、1月2日(日本時間1月3日午前)に中東イランから浮上してきました。

案の定、今年の大発会は中東情勢の緊迫から波乱の展開で、終値451円76銭安の23204円86銭で引けました。

米中貿易協議において第1段階の合意署名を1月15日におこなう旨の報道がありますが、これも昨年5月のように突然白紙に戻る可能性もまったく消えたわけではないので、米中貿易協議の問題に中東情勢が加わると金融市場は再び混迷を深めることとなります。

2018年2月の株や為替の暴落といい、昨年年明けのフラッシュ・クラッシュといい、今年初めの中東問題といい、ここのところ年が明けてから早い時期でのアメリカを震源とした世界経済を揺るがすような大きな揺れを体感しています。

いつまでも続くことはないとわかっていても「適温経済」といわれた2017年ころを、地元で老舗のお食事処でこちらも有名な名物のカレーライスを食べながら勝手に懐かしんでいました。

そうそう北の将軍様も危険な発言してますが!