2020年も残り2か月半ほど。

年が明けて2021年3月になると、もうあの東日本大震災から10年が経つことになります。

その間、いわきの海沿いはガラッと風景を変えました。

風光明媚な海岸線にはコンクリートで出来上がった無機質の防潮堤が立ち並び、「海を眺めながら車を走らせる」なんてことはなくなりました。

天気のいい日にときたまボーっと海を眺めて癒されていた私にとって、ちょっと寂しい思いでもあります。

いわきの海はほとんどが砂浜ですが、その砂浜が見える海岸線にたどり着くには、もうその防潮堤を超えていかないといけません。

車を降りなくても見れる砂浜は勿来海岸ぐらい。

いわきの海岸線はすっかり変わってしまいました。

が!

少し車を走らせると、もうそこは茨城県。

いまお借りしている店舗兼事務所があるところはほぼいわきと茨城県の県境。

代理店を始める前は茨城県にある某大手外資系保険会社に所属していましたので、おもに茨城県の水戸より北をあっちこっち走り回っていましたので、茨城県には非常に馴染み深いところがあります。

店舗兼事務所がある場所から茨城県に行くのは、隣町へ行くような感覚で自宅に帰るより近い距離にあります。

ただ、茨城県に入るとなんかちょっと空気が違うような、東北の福島県にあるいわき市とは違う、関東に来た感じがするのは私だけでしょうか。

お店とかもいわきでは見かけないお店があるような。(私が知らないだけかも)

隣町といっても茨城県に行くと、いわきとはなんかちょっと違う「関東に来たな!」感に包まれるような。

そのうえ、海沿いが違います。

冒頭でもお伝えしましたが、いわきの海岸線はもう防潮堤に覆われいます。

ところが北茨城の海岸線はいわきではもう見られないような海沿いの風景がまだ残っています。

そればかりではなく、砂浜もあればいわきではなかなか見れない磯場もあったりと、バリエーションに富んでいるところも魅力的だったりします。

いわきにはないこんな海沿いの風景が楽しめる場所が、ほんの近い距離の茨城にはまだしっかりと残っていると思うと、いつまでもこのまま残ってて欲しいと懇願せずにはいられません。

茨城県にお客さまができて、茨城県に足を運ぶようになってまだ5年ほど。

まだまだほんのちょっとしか茨城県のことを知りませんが、県別魅力度ランキング7年連続で最下位の茨城県。

それは「茨城県を知らない方々にとって茨城県のイメージがあまりないから」だと勝手に思っています。

こんな海沿いの風景、いわきでは見れませんから。

何度もブログに掲載してきましたがあらためて、

茨城県はいい所だと思います!