3月16日、夜の11時半過ぎ。

「もう寝ようか」と思った矢先、1回めの地震。

グラっときた瞬間、それほどでもない揺れに「フン、小さいな」と思った数分後、さっきとは明らかに違う大きな揺れが。

昨年、2021年2月13日も、安心しきった夜の11時過ぎに強い揺れがきましたが、それとも質の違う、11年前の3月11日を思い起こさせる、揺れた瞬間に「大きい」!とわかる強い衝撃。

たぶん、東北の太平洋側で、「東日本大震災」の非常に強い揺れを体験した方ならわかる、恐怖を感じる強い揺れ。

しかも夜。

ゼッタイ、11年前の3月11日を思い起こさせたはずです。

11年前の3月11日より、揺れていた時間は短かったので、ちょっと安心できましたが、脳裏には11年前の苦い思い出が、多くの人たちに甦ったことでしょう。

今回、津波も小規模で済み、原発への影響もなかったようですが、福島県内では断水している地域もあり、なにより、人的被害もでてしまいました。

東北新幹線が脱線し、復旧のめどが立たないなど、大きな影響もでています。

そして3月16日以降も、断続的に、いまだ頻繁に発生している状況。

私たち日本人は、「地震の巣の上にある、日本に生きているんだ!」ということを、いつの日も忘れてはならないと、改めて痛感させられた思いです。

どうしても地震や自然災害は避けられませんので、「非常食を備蓄しておく」とか、「いざという時のために、懐中電灯を準備しておく」とか、ちょっとしたことでもいいですから、どこかに必ず「防災意識」だけは、持っておくべきですね。

もちろん、「地震保険」も。

2022年3月16日、福島沖を震源とする地震により、被害を受けられました皆さまに、心からお見舞い申し上げます。