私が知っている限り2015年ごろまで、郵便局での金融部門の営業とは、お客さまの将来より、各郵便局に割り振られた「ゆうちょ商品やかんぽ生命、あるいはその他の販売目標を、いかにクリアするか」だけのような、「販売することがすべて」のような社内体質でした。
いつも営業成績の悪い私は、ペナルティとも言える、営業成績の振るわない職員向け「勉強会」の常連。
その中で指導を受けるのも、「お客さまのために」ではなく、「販売目標を達成する」ために。
郵便局の勉強会には「かんぽ生命」だけではなく、「ゆうちょ商品」や「自動車保険」、アヒルのところの「ガン保険」と、あらゆる種類の勉強会に参加してきましたが、最後まで「お客さまのために」なんて言葉は一切出てきません。
「お客さまのため」ではなく、「どうやって売るか」「いかに売るか」。
ただそれだけの世界。
そんな世界に嫌気がさして、2015年に郵便局を飛び出してから、早7年。
その後すぐに「アクサ生命」にスカウトの受け、おかげさまで?失業保険を請求する間もなく、あっという間に再就職が決まり、また生命保険の業界に舞い戻ることに。
ただ、「アクサ生命」は良い会社でした。
郵便局とは比べものにならないくらい。
この時はよくお客さまに、「郵便局の時より、いい顔してるよ!」と言われてましたので、郵便局にいたときは、かなり悲壮感が漂っていたのかもしれません。
郵便局にいたらゼッタイに知らなかった、「変額保険」や「ライフプランのシミュレーション」など、先進的な商品や画期的なシステムを学ぶことができました。
天狗もいないし、過去の栄光にすがった「ワケのわからぬ」管理者もいない。
「毎日朝礼に出ろ!」と言われなければ、今でも「アクサ生命 つくば支社」にいたはずです。
ちょっと、福島県のいわき市から茨城県のつくば市まで、毎日通勤はムリでしたから。
そこで知り合いがやっていた、メットライフ生命の代理店主に相談したところ、「メットライフ生命の代理店をやればいいんじゃない!」から、生命保険代理店 SMILE AGAIN はスタートしています。
あれから早いもので5年が経ちました。
途中、「法人税改定による突然の商品販売停止」や「新型コロナ」など、さまざまなことがありましたが、なんとか、生命保険の代理店としてやってこれたことに感謝します。
これも、私ども SMILE AGAIN の言葉を信じていただいた、皆さまのおかげだと思っております。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
アクサ生命との乗合も、クビになりかけましたが「首の皮1枚」で何とかつながり、常々考えていた「アクサ生命 つくば支社」時代にご加入いただいたお客さまのフォロー体制も、しっかり維持できるようになりました。
生命保険の業界は「大きな実績を重ねた者勝ち!」、「大きなお金を保険料として預かった者勝ち!」の世界です。
なので、いまだに貯蓄型の生命保険や学資保険などの、「生命保険で貯蓄」を訴えかける保険屋さんもおりますが、お客さまのライフプランを考えると、「それが正しい!」とは決して思っていません。
いまは投資環境も整い、貯蓄のニーズに合わせたさまざまな金融商品が存在します。
私ども SMILE AGAIN はこれからも、開業当時の気持ちをそのままに、正しい金融知識のもと生命保険だけではない、お客さまのライフプランに適した金融商品のご案内に努めて参ります。
代理店としては、まだまだこれからではありますが、今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。